みなさんこんにちは!
今日はロキソニンとスポーツやだるさなどの副作用の関係についてお話ししていきたいと思います。
ロキソニンはもはや皆さんの生活と密接に関わっていると言えましょう。そんな影響力の大きな薬については正しい知識を持つことが必要です。
それではさっそくみていきましょう!
ロキソニンとスポーツ
誰もが飲んだことがある痛み止め薬ロキソニンですが、ロキソニンを飲んでスポーツをされる方も多いのではないのでしょうか。
マラソンなどの持久走ランナーの方の中にはよくロキソニンを飲んで走るという方もいらっしゃるみたいです。私は以前2日間かけてハイキングをした際に、ロキソニンを服用しながら歩きました。
小錦が力士時代に足の怪我の痛みを抑えるためにロキソニンを飲みすぎてしまい、無意識のうちに下血が止まらなくなってしまい、血液のおよそ半分を失って命が大変危険な状況になってしまったという話は有名だと思います。
そこで気になるのがロキソニンを飲んで運動して本当に安全なのか、です。
結論からいうとロキソニンを飲んでスポーツすることは2つのリスクがあります。
第一に、ロキソニンを飲むと筋肉痛の回復を遅らせることになります。ロキソニンは炎症抑制や痛み止めの効きめがありますが、筋肉痛を回復する効果や破壊された筋肉を治す効能はありません。ロキソニンは数時間用の痛み止め薬です。
また脱水症状時にロキソニンを飲んでいると、大きな負担を腎臓に与えることになり、その結果、腎臓障害に繋がってしまうことがあります。したがって、医師の指示のもと正しい用法で服用す必要があります。 専門的な知識なしで薬を服用することは大変危険です。
ロキソニンを飲んでスポーツ無理に行うことは、痛みという危険信号を無視することになります。私はそれを非常に危険なことだと考えます。
ロキソニンとだるさ
ロキソニンはだるさの原因となることがあります。もしロキソニンを飲んだ後にだるさなどの副作用が確認された時はその後の使用を控えてください。
まただるさがあらわれた場合は、ロキソニン以外にだるさの原因となりうるものがないかしっかりと切り分けて原因を考察する必要があります。
だるさは体のどこかに負担がかかってしまっているというサインです。重大な病気と関連している場合もあります。きちんと対処してきましょう。
その他の副作用
ロキソニンには様々な副作用があります。だるさ以外の副作用を紹介していきます。
大きな副作用としては、貧血や発疹などのアレルギー症状やショックが起こってしまうケースがあります。このような症状がでたときはロキソニンを飲むことをやめてく病院に行き医師に相談するようにしてください。
また
○大腸の潰瘍
○間質性肺炎
○血圧上昇
○血液障害
○無菌性髄膜炎
○消化管穿孔
○喘息発作
○皮膚粘膜眼症候群
○急性腎不全
○アナフィラキシー症候群
○うっ血性心不全
などが現れることがあります。このような症状でた時も、必ず医師に相談しましょう。
比較的軽いものでは
○めまい
○むくみ
○腹痛
○吐き気
○嘔吐
○頭痛
○下痢
○胃部不快感
○食欲不振
○眠気
などが現れることがあります。ロキソニンを飲んだ後の運転などは控えましょう。
みなさん慣れ親しんでいるであろうロキソニンについて正しく理解していただけたでしょうか。みなさんの健康のために正しい知識のもとに適切な用法でロキソニンを服用していただければと思います。