みなさんこんにちは!
国民的な痛み止め薬のロキソニン、よく飲まれている方も多いかと思います。ただ親しみのある薬なだけに飲みすぎてしまってはいませんか?
実はそれってすごい危険なことなんです。
ロキソニン言えど、薬の一種ですからもちろん副作用や誤まった用法で服用した場合のリスクがあります。
というわけで今日はロキソニンについての正しい知識をみなさんに知っていただきたいと思います!
ロキソニンの適量
ロキソニンは原則として1回1錠となります。医師の判断のもと1回に2錠飲む場合もありますが、自己判断ではそのような用法は行わないようにしてください。
1日の上限は4錠となります。これは身体の安全のためですので、必ず守るようにしてください。
ロキソニンを多く飲んだから作用が早く現れることや効果が長く持続することはありません。必ず適量を飲むようにしてください。
ロキソニンの効果があらわれるまでは30分から1時間ほどかかります。ロキソニンを飲んですぐに効果が現れないからといって慌てないようしてください。
またロキソニンを飲んでも痛みがひかないケースとしてそもそもロキソニンで対処できる症状ではない場合があります。そのようなケースも頭に入れておくようにしてください。痛みがひかないからといってロキソニンを服用量を増やすことは正しい選択でないことが多いです。
また中学生など15歳未満の方はロキソニンを服用できません。安全が保障されていないからです。ただほぼ成人に近いような身体をされているかたは医者からロキソニンを処方されることがあります。
ロキソニンの服用間隔
ロキソニンは6時間から7時間ほど効果が持続します。効果が持続している間は服用せずに間隔を開けるようにしてください。
ただロキソニンの効果が現れるまでは長くて60分ほどかかるので、連続して服用する場合はそのタイムラグを考慮して服用間隔を計算した方が良いかもしれません。
ロキソニンを飲んでも痛みが治まらない!もっと短い間隔で服用したいといった状況に陥った場合は病院に行った方がいいかもしれません。その方がすぐ治ると思いますし、安全であるといえます。
ロキソニンを飲みすぎるとどうなる?
前述の通り、ロキソニンの1日の上限は4錠です。
ロキソニンは非常に胃への負担が大きい薬です。飲みすぎてしまうと、胃痛・腹痛、吐き気などの副作用が起こってしまうので気をつけてください。
有名な話では、小錦が力士時代に足に怪我をしている時に痛み止めを飲みすぎてしまったために全く感覚のないままトイレで下血が止まらなくなり、血液のほぼ半分を失い大変命が危険な状況に陥ってしまったケースがあります。
みなさんもくれぐれもロキソニンの飲みすぎには注意するようにしてください。
どうでしたか??
意外とみなさん知らないロキソニンの正しい用法やリスクについて理解して頂いたでしょうか。用法用量を守って安全にロキソニンを使用していただければと思います。